資料詳細(表の下部に画像が表示されるまで時間がかかります)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 館コード | 現代産業科学館(SCIENCE AND INDUSTRY) |
| 分類コード | ST:工業・科学技術 |
| 資料番号 | 202005001 |
| 資料番号(枝番) | 01 |
| 資料名 | ポータブルタイプライター バリアント JP1-121 ブラザー工業 |
| 資料形態 | 実物 |
| 製作年等 | 1962 |
| 製作者等 | ブラザー工業 |
| 縦・奥行mm | 310 |
| 横・幅mm | 330 |
| 高mm | 93 |
| 資料情報 | ブラザー工業は創業以来、ミシンや編み機の分野でブランドイメージを築いてきましたが、それらの国内市場が縮小するにつれ、1950年代から経営の多角化を模索するようになり、それまで培ったプレス加工技術等を応用して洗濯機、扇風機などの家電製品の製造に乗り出します。そのころ北米の現地法人から、当地のオフィスで必需品となっているタイプライターの開発要請もあり、その開発にも着手します。もっとも苦労したのが要となる精密な活字製造で、木型を使う和菓子の「雛もち」づくりにヒントを得て、コイニングプレス機まで自社製造してエッジのきいたシャープな書体活字を実現して、1961年に同社初のタイプライターJP1-111が完成します。海外の同等品よりリーズナブルな価格設定だったことから注文が殺到し、ヨーロッパにも販路を拡大しました。そして国内での需要も高まったことから、改良を加えて翌年に発売したのがこのJP1-121です。1964年の東京オリンピックではこれらのタイプライターを約300台、外国人記者等に提供し、評判となりました。この成功は同社の歴史のなかで大きな分岐点になったといわれています。 |