資料詳細(表の下部に画像が表示されるまで時間がかかります)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 館コード | 現代産業科学館(SCIENCE AND INDUSTRY) |
| 分類コード | ST:工業・科学技術 |
| 資料番号 | 201903003 |
| 資料番号(枝番) | 00 |
| 資料名 | 真空管 MG管 FM2A05A 日本無線 |
| 資料形態 | 実物 |
| 製作年等 | 1943 |
| 製作者等 | 日本無線 |
| 縦・奥行mm | 82 |
| 横・幅mm | 34 |
| 資料情報 | FM2A05Aは、海軍関係者がドイツから持ち帰ったテレフンケン(Telefunken)のNF2を原型として昭和18(1943)年に日本無線が設計・開発したものです。機械的に頑丈なつくりで、周波数は30MHzまで優れた特性があるなど性能が優秀で、1種類の真空管で多くの役割を担える万能管だったことから、海軍の航空機用通信機器として大量に使用されました。外形を小型化するため、アルミニウム製のシールドケースをかぶせ、トップにはグリッドキャップを絶縁するステアタイト(MgOSiO2)の板をはめ、そこにある黒い棒状の印は、オタクルソケットの位置を示すものです。なおこの資料にはメーカー名の明示がないので、初期の日本無線製である可能性があります。「FM2A05A」という型番は、「F」は航空機用、「M」はオクタルベース、「2」はヒーター電圧が定格6Vに対して2倍の12Vであることを示し、次の「A」は万能管、「05」は5極管1組、最後の「A」は製品の昇順を表しています。 なお当時、戦局の拡大とともに需要が増大し、日本無線以外の川西機械製作所、松下電器産業でも製造するようになりましたが、電極に当時革新的だったボタンステムを採用し、プレートを円筒形ではなく2枚にわけるなど、特殊な構造だったことから量産は難しいものでした。なお同様に海軍から要請を受けた東芝では、要請には応じない代わりに、大量生産を前提とした万能真空管「ソラ」を開発することになります。 |