資料詳細(表の下部に画像が表示されるまで時間がかかります)
項目 | 内容 |
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館コード | 現代産業科学館(SCIENCE AND INDUSTRY) |
分類コード | ST:工業・科学技術 |
資料番号 | 199302012 |
資料番号(枝番) | 00 |
資料名 | 真空放電展示装置 放電球装置 |
資料名よみ | しんくうほうでんてんじそうち ほうでんきゅうそうち |
資料形態 | 装置 |
資料情報 | ガラス球の内部に,中心の金属球とガラス表面を結んで,なにやら怪しげな赤紫色の光が見られます。実は,中心にある金属球にたくさんの電気を送ると,その表面にたまった電気が限度を超えて外へ飛び出します(放電)。飛び出した電気はガラス表面まで飛んでいきますが,ガラス球の内部にあるガスの原子にあたると,発光します。それが不思議な光をつくる原因になっています。内部は放電しやすいように真空に近い状態がつくられていて,ガスが封入されています。ガラス球の表面にそっと手を添えると,光が手の方に集まってきます。これは,手が避雷針のはたらきをするので,中心の金属球から飛び出した電気が手の方へ流れることによるものです。また,ボールに触れている間にもう一方の手で電気の流れやすい場所に触れると,ビリッという電気的刺激を感じて,体にたまった電気が触れた物体に放電します。中の電圧は数万ボルトになっていますが,ガラスは電気を通さないし,電気の量(電流)も少ないので,特に感電の心配はありません。 |